青海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青海
青海(せいかい)地方はチベット高原の中央部に分布する遊牧民の居住地域が、1724年 - 1732年に行われた雍正のチベット分割により南北に分割されることによって成立した地域単位。1928年には、中華民国国民政府により、河西回廊の西南部とあわせて青海省が発足している。
中国の現行の自治体としての情報については青海省を参照。
目次 |
[編集] 地理
河西回廊の西南部、四川地方の西部に位置する。 チベット人の地理区分では、アムド地方の中央部から西北部を占める。 モンゴル人は、この地のモンゴル人をデートモンゴル(高地モンゴル)と呼ぶ。
[編集] 沿革
- 1724年 - 1732年 清朝の青海出兵(いわゆる「ロブサンダンジンの乱」)
- 1724年 - 1732年 七十九族がタンラ山脈を境界として、玉樹四十族と西蔵の三十九族に分割される。
- 1912年 - 中華民国のもとで青海特別地区
- 1928年 青海省発足
[編集] 青海地方の諸集団
- 青海蒙古三十旗
- 玉樹四十族