静的型付け
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静的型付け(せいてきかたづけ)とはプログラミングパラダイムの一つ。変数や関数があらかじめ定められたデータ型の対象のみを処理するよう、厳密な記述を要求する言語的特性を言う。詳しくは対義語の動的型付けを参照されたい。
一般的な傾向として、大規模プログラミングやシステム記述用の言語は静的な型付けを行なうものが多い。代表例はC++である。なおC/C++は分類上静的型ではあるが、数値間の自動キャストやポインタによる型なし参照が可能であり、厳密な静的型とは言えない。一方、関数型言語であるMLやHaskellなどは厳密な型付けと型推論を備えており、不正型による実行時エラーは発生しない。
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カテゴリ: プログラミングパラダイム | データ型