高林謙三
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高林謙三(たかばやし けんぞう、天保3年4月25日(1832年5月25日) - 明治34年(1901年)4月)は、高林式製茶機械の開発で知られる実業家。
[編集] 略歴
- 1832年(天保3年) ‐ 武蔵国高麗郡平沢村(現埼玉県日高市)に小久保健二郎として生まれる
- 1853年(嘉永6年) ‐ 権田直助の門下となり、国学と医学を学ぶ
- 1862年(文久2年) ‐ 川越藩主松平直克の侍医となる
- 1869年(明治2年) ‐ 茶園経営をはじめる。高林謙三に改名する
- 1898年(明治31年) ‐ 高林式茶葉粗揉機を完成させる
- 1899年(明治32年) ‐ 静岡県城東郡堀之内村(現静岡県菊川市)に移住。堀之内村の松下幸作、山下伊太郎とともに松下工場を設立。高林式製茶機械の製造をはじめる
- 1901年(明治34年) ‐ 堀之内村にて死去