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旧・黒瀬町
廃止日 |
2005年2月7日廃止 |
廃止理由 |
編入合併 |
東広島市、賀茂郡黒瀬町、賀茂郡河内町、賀茂郡豊栄町、
賀茂郡福富町、豊田郡安芸津町→東広島市
|
現在の自治体 |
東広島市 |
廃止時点のデータ |
国 |
日本 |
地方 |
中国地方、山陽地方
中国・四国地方
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都道府県 |
広島県 |
郡 |
賀茂郡 |
団体コード |
34402 |
面積 |
63.84km² |
総人口 |
24,522人
(2004年3月31日) |
隣接自治体 |
広島市安芸区、呉市、東広島市、
安芸郡熊野町、豊田郡安浦町
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町の木 |
サクラ |
町の花 |
サクラ |
黒瀬町役場 |
所在地 |
〒724-0692 |
広島県 |
賀茂郡黒瀬町丸山1333番地 |
電話番号 |
0823-82-2400 |
位置 |
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特記事項 :
町役場は現在東広島市役所黒瀬支所になっている。
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■Template (■ノート ■解説) ■日本の市町村pj |
黒瀬町(くろせちょう)は、かつて広島県賀茂郡に存在した自治体である。町内を通る国道や県道が整備されたこともあり、広島・呉・東広島各市のベッドタウンとして発展してきた。
平成の大合併においては市外局番(0823)が同じで町内を流れる黒瀬川の下流にある呉市の一部になるか元々同じ郡であった東広島市(1974年4月20日賀茂郡のうちの西条・志和・高屋・八本松各町が対等合併して発足)の一部になるかでもめたが、結局発展性が高いこと(東広島市は広島県の市町の中では数少ない人口増加自治体である)や同じ西条盆地の中にあることから東広島市との合併に傾き、2005年2月7日に賀茂郡の河内・豊栄・福富各町及び豊田郡安芸津町とともに東広島市に編入された。
[編集] 町名の由来
[編集] 沿革
- 1889年4月1日 市町村制施行。黒瀬町域には当時いずれも賀茂郡に属していた板城(いたき)・上黒瀬(かみぐろせ)・下黒瀬(しもぐろせ)・中黒瀬(なかぐろせ)・乃美尾の各村が存在した。
- 1954年3月31日 賀茂郡上黒瀬・下黒瀬・中黒瀬・乃美尾の4村が対等合併してその区域をもって賀茂郡黒瀬町が発足する。
- 1955年3月31日 賀茂郡板城村のうちの小多田・国近を編入する。※賀茂郡板城村の残部は賀茂郡西条町に編入。
- 2005年2月7日 賀茂郡河内・豊栄・福富各町及び豊田郡安芸津町とともに東広島市に編入される。
[編集] 歴代町長
[編集] 主要施設
- 国立療養所賀茂病院
- 黒瀬工業団地
- 広島国際ゴルフ倶楽部
- クロセパブリックゴルフ
- 黒瀬ダム
[編集] 地理
[編集] 河川
- 小田山(719.1m)
- 石岳山(559.0m)
- 前平山(501.2m)
- 茂助山(434m)
- 虚空蔵山(431.5m)
- 二ツ山(413m)
- 本岳(393m)
- 岩幕山(352.5m)
- 金剛山(343.9m)
- 海老根山(315.4m)
[編集] 産業
[編集] 大字(2005年2月6日当時のデータ)
- 市飯田(いちいだ)
- 大多田(おおただ)
- 小多田(おただ)
- 学園台(がくえんだい)
- 春日野一丁目・春日野二丁目(かすがの)
- 兼沢(かねさわ)
- 兼広(かねひろ)
- 上保田(かみぼうだ)
- 川角(かわすみ)
- 切田(きりた)
- 切田が丘一丁目・切田が丘二丁目・切田が丘三丁目(きりたがおか)
- 国近(くにちか)
- 桜が丘一丁目(さくらがおか)
- 菅田(すげた)
- 津江(つえ)
- 楢原(ならはら)
- 乃美尾(のみのお)
- 松ヶ丘(まつがおか)
- 丸山(まるやま)
- 南方(みなみがた)
- 宗近柳国(むねちかやなくに)
[編集] 交通(2005年2月6日当時のデータ)
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 高規格道路
- 東広島呉自動車道が通り、町内に黒瀬ICが設置される予定だが、供用開始は東広島市編入後の話になった。
[編集] 国道
[編集] 主要地方道
[編集] 一般県道
[編集] 教育(2005年2月6日当時のデータ)
[編集] 小学校
- 黒瀬町立板城西小学校
- 黒瀬町立上黒瀬小学校
- 黒瀬町立下黒瀬小学校
- 黒瀬町立中黒瀬小学校
- 黒瀬町立乃美尾小学校
[編集] 中学校
[編集] 高等学校
[編集] 養護学校
[編集] 大学
- 広島国際大学黒瀬キャンパス(東広島市編入後東広島キャンパスに改称)
[編集] 備考
[編集] 関連項目