広島県道335号津江八本松線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広島県道335号津江八本松線(ひろしまけんどう335ごうつえはちほんまつせん)は、東広島市黒瀬町津江と東広島市八本松町原を広島県安芸郡熊野町・広島市安芸区を経由して結ぶ一般県道である。
目次 |
[編集] 路線データ
- 起点:東広島市黒瀬町津江(広島県道34号矢野安浦線交点)
- 終点:東広島市八本松町原・記念橋西詰交差点(広島県道67号馬木八本松線交点)
- 総延長:
- 実延長:14.2km
- 通行不能区間:東広島市黒瀬町津江~広島市安芸区阿戸町間
[編集] 沿革
- 1960年10月10日 広島県告示第682号により広島県道273号津江八本松線として認定される。
- 1972年11月1日 広島県の県道番号再編により現行の路線番号に変更される。
- 1974年4月20日 賀茂郡のうち西条・志和・高屋・八本松の各町が対等合併して東広島市が発足したことに伴い終点の地名表記が変更される(賀茂郡八本松町飯田→東広島市八本松町飯田)。
- 1974年11月1日 安芸郡熊野跡村が広島市に編入されたことに伴い経由地名が変更される(安芸郡熊野跡村→広島市阿戸町)。
- 1980年4月1日 広島市が政令指定都市に移行したことに伴い経由地名が変更される(広島市阿戸町→広島市安芸区阿戸町)。
- 1982年8月12日 1982年4月1日建設省(当時)告示第935号で広島県道332号馬木八本松線の全部分と本路線の一部分をもって主要地方道馬木八本松線が認定されたことに伴い本路線の終点が東広島市八本松町飯田・八本松駅前交差点から現在地に変更される。
- 2005年2月7日 賀茂郡黒瀬町が東広島市に編入されたことに伴い起点の地名表記が変更される(賀茂郡黒瀬町津江→東広島市黒瀬町津江)。
[編集] 通過市町村
- 東広島市(旧:賀茂郡黒瀬町) - 広島市安芸区(旧:安芸郡熊野跡村) - 安芸郡熊野町 - 広島市安芸区(旧:安芸郡熊野跡村) - 東広島市(旧:賀茂郡八本松町)
[編集] 沿線の地理
[編集] 主要施設
- 広島市安芸区役所阿戸出張所
- 広島東映カントリークラブ
- 広島県立広島学園
- 陸上自衛隊原村演習場
- 七ツ池公園
[編集] 主な峠
- 笹ヶ峠(東広島市黒瀬町津江~広島市安芸区阿戸町間、自動車通行不能)
- 戸坂峠(広島市安芸区阿戸町~東広島市八本松町吉川間)
[編集] 接続道路
- 広島県道34号矢野安浦線(東広島市黒瀬町津江〔起点〕)
※この間に通行不能区間あり。
- 広島県道174号瀬野呉線(安芸郡熊野町新宮)
- 広島県道174号瀬野呉線(広島市安芸区阿戸町・長戸路橋(東)交差点)
- 広島県道331号下三永吉川線(東広島市八本松町吉川)
- 広島県道338号吉川大多田線(東広島市八本松町吉川)
- 広島県道332号吉川西条線(東広島市八本松町吉川)
- 広島県道67号馬木八本松線(東広島市八本松町原・記念橋西詰交差点〔終点〕)
[編集] 重用区間
- 広島県道174号瀬野呉線(安芸郡熊野町新宮~広島市安芸区阿戸町・長戸路橋(東)交差点間)
[編集] 備考
- 広島県道174号瀬野呉線との重用区間を境に道路状況はかなり異なる。重用前の区間は自動車が通れないため使い物にならないが、重用後の区間は国道2号の迂回路として使用する車が多く、かなり改良されている。
- 案内標識など一切ないため起点を探し出すのは困難(手書きの「通り抜け不可能」と記された看板や小田山への案内看板がある道が本路線)。広島県の県道の通行不能箇所には必ずといって良いほどある通行不能の予告標識もない。
- 安芸郡熊野町新宮・広島県道174号瀬野呉線交点から八本松側末端(広島市安芸区阿戸町)までの道は途中から荒れ放題になる上、末端には十分な広さを持つ機回し場がないため入らないほうが無難である。なお、末端からは林道がどこかへ更に伸びているが、県道と林道の境目にはチェーンがかけられており、進入不可能である。
- 笹ヶ峠~安芸郡熊野町新宮・広島県道174号瀬野呉線交点間では広島市安芸区阿戸町と安芸郡熊野町の境界線と何度か交わるが、正確な交差回数ははっきりしない。地図によっても表記方法が異なっている。