龍三郎シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
龍三郎シリーズ | |
---|---|
ジャンル | 学園漫画、SF漫画、ファンタジー漫画 |
ドラマCD: ボクがCDになった理由(ワケ) 龍三郎、ミュージカルする。 |
|
脚本 | 三井秀樹 |
レーベル | 別冊少女コミックCDブック |
発売日 | 1995年 |
販売価格 | 定価3000円 |
枚数 | 1枚 |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
![]() |
ウィキポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
龍三郎シリーズ(りゅうざぶろう-)は、田村由美による漫画のシリーズ名。10歳の小学生で主人公の渋沢龍三郎(しぶさわ・りゅうざぶろう)が、日常の延長線上で家族や友人らと不思議な体験をする物語が多く、ファンタジーの色彩が濃い作品。作品タイトルは、しばしば「ボクが○○になった理由(ワケ)」「龍三郎、○○する。」という形式をとる。
「デラックス別冊少女コミック」(小学館)において、1990年7月から2001年8月までの期間で、不定期連載された。
目次 |
[編集] あらすじ
10歳の小学生である龍三郎は、かつては女優であったと語る、母の蝶子と2人暮らしをしている。蝶子はもと華族であったため、とある高台の屋敷に住んではいるが、倉にある骨董品の売り食いで生計を立てる毎日だった。
ある日、龍三郎が彼のガールフレンド・宮川マリエに預かっていた指輪を、蝶子が美術商に売ってしまう。しかし、すでに指輪は他人の手に渡ってしまっていたので、龍三郎は何とかしてそれを取り戻そうとする。その過程で、刑事である渋沢龍之介と出会うことから、ストーリーが始まる。
[編集] 登場人物
- 渋沢龍三郎(しぶさわ・りゅうざぶろう)
- 主人公で、渋沢龍之介と尾上蝶子の長男。わがままな蝶子のせいで、10歳という年齢の割には大人びた考えをもっている。マリエに恋心を寄せている。
- 渋沢蝶子(ちょうこ)
- 旧姓は尾上(おのえ)で、もと華族。かつて女優だったが、人気絶頂の頃に結婚引退をした。
- 渋沢龍之介(りゅうのすけ)
- 刑事。かつて大道具のアルバイトをしていた頃に蝶子と知り合い、龍三郎をもうけるも、ささいな喧嘩で離婚。のち、蝶子と再婚し、次男・玉三郎をもうける。
- 渋沢玉三郎(たまさぶろう)
- 龍三郎の弟。名前の由来は、「ケンタ」「マリエ」「リュウーザブロー」から。
- 宮川マリエ
- 通称「リエちゃん」。龍三郎のクラスメイトで、ガールフレンド。しばしば龍三郎らと不思議な体験を共にする。
- ケン太
- 通称「ケンちゃん」。龍三郎のクラスメイトで、そばかすのある体格のいいスポーツ少年。龍三郎らと不思議な体験をする。
- ハリまぐろ
- 龍三郎のペットで、ハリネズミ。
[編集] 作品一覧
「理由」は全て「ワケ」と読む。
- ボクが泥棒になった理由(1990年7月30日号、デラックス別冊少女コミック、小学館)
- パパが泥棒になった理由(1990年9月30日号)
- ボクが王様になった理由(1990年11月30日号)
- ボクが幽霊になった理由(1991年1月30日号)
- ボクが天使を産んだ理由(1991年8月30日号)
- ボクが吸血鬼だった理由(1991年10月30日号)
- ボクが嘘をついた理由(1991年12月30日号)
- ボクが大統領になった理由(1992年2月29日号)
- ボクがボクを忘れた理由(1992年4月30日号)
- ボクが金メダルをとった理由(1992年6月30日号)
- ボクが名(迷)探偵になった理由(1992年8月30日号)
- わたしが彼に逢った理由(1992年10月30日号)
- ボクがサンタに会った理由(1992年12月30日号)
- ぼくが扉を開けた理由(1993年2月28日号)
- ボクが風邪をひいた理由(1993年4月30日号)
- ボクが天才になった理由 龍三郎、天下御免する。(1993年11月30日号)
- ボクが弟子になった理由 龍三郎、ナワぬけする。(1994年1月30日号)
- ボクがゴミを捨てた理由 龍三郎、波瀾万丈する。(1994年5月30日号)
- ボクが人魚を釣った理由 龍三郎、通販生活する。(1994年7月30日号)
- ボクが謎を解いた理由 龍三郎、遺産相続する。(1994年9月30日号)
- ボクがデートに遅れた理由 龍三郎、百発百中する。(1994年11月30日号)
- ボクが無口になった理由 龍三郎、一攫千金する。(1994年12月30日号)
- ボクがCDになった理由(1995年3月30日号)
- ボクが忍者になった理由 龍三郎、一日一善する。(1995年5月30日号)
- ボクが地獄に落ちた理由 龍三郎、鬼ごっこする。(1996年1月30日号)
- ボクが七不思議を知った理由 龍三郎、接近遭遇する。(1996年12月5日号)
- ボクが大人になった理由 龍三郎、独り旅する。(1997年2月5日号)
- ボクが十番勝負する理由
- 龍三郎、涙の宇宙日記(1999年8月5日号)
- 龍三郎、妖しの恐怖日記(1999年10月5日号)
- 龍三郎、嵐の原始日記(2000年4月5日号)
- 龍三郎、恋の平安日記(2000年6月5日号)
- 龍三郎、夢の電脳日記(2000年8月5日号)
- 龍三郎、麗しの乙女日記(2000年12月5日号)
- 龍三郎、暁のレース日記(2001年2月5日号)
- 龍三郎、悟の推理日記(2001年4月5日号)
- 龍三郎、炎の火消し日記(2001年6月5日号)
- 龍三郎、心のミラー日記(2001年8月5日号)
[編集] ドラマCD
[編集] キャスト
- 大島一貴(渋沢龍三郎)
- 井上和彦(渋沢龍之介)
- 土井美加(渋沢蝶子)
- 氷上恭子(渋沢玉三郎、岸田桜子)
- 本多瑛未里
- 長谷川亜美
- 藤間宇宙(ケン太)
- 富山敬(ロドニナ・ユディットの執事)
- 鳥海勝美
- 藤本譲
- 白鳥由里(東野ありさ)
- 佐藤しのぶ
- 辻親八
- 室園丈裕
[編集] スタッフ
- 脚本: 三井秀樹
- 音楽: 大和朗
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 書きかけの節のある項目 | 漫画作品 り | 少女コミック