ノート:3F爆弾
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Pixanさん
>今のところ実用品たる純粋水爆が出来上がっていないので、ウランの核分裂が威力にどう寄与しているかを比較する情報は知られていないと思います。水爆実験の成果の中に「核融合分の威力と核分裂分の威力」が分離された状態で記述されていれば、この点を明確にできます。
とのことですが以下のサイトに核融合の核出力、核分裂の核出力をパーセンテージで分けた例が記述がしてあります。探せばより詳しい説明がしてありますから探してみてください。(すみません。どこだか見失いました。)フォールアウトの成分、起爆原爆の核出力、搭載された融合燃料の量が分かれば三段目の核物質がどれだけ総合の核出力に寄与したかを知るのは難しくないみたいです。通常水爆の核出力は三段目の核分裂で50%以上を獲得しているのが普通みたいです。
http://nuclearweaponarchive.org/Usa/Tests/Castle.html
[編集] 中性子の運動エネルギー
- 0.025eV程度
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- 「熱中性子」と呼ばれる。
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- ウラン235を核分裂させる。
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- ウラン238の核に吸収されてプルトニウム239のモトになる。
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- プルトニウムを核分裂させる。
- 0.1~1.0MeV以上
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- 「高速中性子」あるいは「速中性子」と呼ばれる。
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- プルトニウムを核分裂させるのに適している。
- 1.0MeV以上
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- ウラン238を核分裂させることができる。
- DT反応によって生ずる中性子の運動エネルギー≒14MeV
参考資料:「核兵器のしくみ」山田克哉著(講談社現代新書)
- 内部リンク
(メカラッパー 2007年2月18日 (日) 09:48 (UTC))