Aptiva
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アプティバ (Aptiva) は、IBM(現Lenovo)のコンシューマーパソコンのブランド(商標)名。
[編集] 概要
IBMが1995年にそれまでのコンシューマー向モデルPS/Vを一新し発売したデスクトップ型PC。
日本では1995年3月の「Aptiva Vision」が最初の販売機種で、本体/モニターに加えて、CD-ROM/スピーカー/FAXモデムを標準装備し、オプションでTVチューナー/MPEGエンコーダー・ボードも選択可能であった。ミニタワー型「Aptiva 720」でCPUがIntel DX4 100MHz、メモリーは標準8MB(最大128MB)、HDDは540MBの仕様で、OSはPC DOS 6.3/V、MS Windows3.1が動作する所謂IBM-PC互換機。
1999年9月に発売されたAptiva 20J/21JではデスクトップPCの中で初めて10万円を切る9万9800円という値段を実現し、10万円PCと呼ばれ話題となった。 ちなみにスペックはK6-2 400MHz、64MBのSIMMメモリ、6GBのHDDで、windows98を動かすには十分な性能であった。