BNE参上
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BNE参上(ビーエヌイーさんじょう)とは、都内を中心に歩道橋や街灯、消火栓などに張られているステッカー、ないしその表面に印刷されている文字。
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[編集] 概要
池袋や新宿、渋谷などの繁華街で主に貼られており、白地に黒のゴシック体で「BNE参上」あるいは単に「BNE」と書かれているものが主である。その目的、およびステッカーを貼る瞬間の目撃例などはなく、BNEが団体なのか個人なのか、あるいは別の何かを意味しているのかはまったく不明。何かの暗号であるという説や、なんらかの組織による声明ではないかとの噂もあるが、いずれも推測の域を出ていない。最近では香港やニューヨーク、サンフランシスコ等でも発見されている。漢字表記もそのままであるため、日本に貼られたものと同じ、もしくはそれをコピーしたものであることが推察される。3大ネットワークのひとつABCでも取り上げられ、サンフランシスコでは市長自ら2500ドルもの懸賞金をかけると発表する騒動にまで発展している。無論公共の施設にステッカーを貼り付けることは公共のマナーに反するうえ、道路交通法にも抵触する。東京都の場合、「屋外広告物条例」の第7条第2項に禁止物件として「電柱、街路灯柱及び消火栓標識」、「アーチの支柱及びアーケードの支柱」と明記されている(ただし罰則規定は無い)。
[編集] ステッカーが確認されているおもな都市
[編集] 国内
[編集] 国外
- ニューヨーク
- サンフランシスコ
- 香港
- クアラルンプール
- バンコク