FCトゥーン
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FCトゥーン | |
原語表記 | FC Thun 1898 |
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愛称 | - |
クラブカラー | 赤と白 |
創設年 | 1898年 |
所属リーグ | スーパーリーグ |
所属ディビジョン | - |
ホームタウン | トゥーン |
ホームスタジアム | ラッヒェン・シュタディオン |
収容人数 | 10,350 |
代表者 | クルト・ヴェーダー |
監督 | ウルス・シェネンベルガー |
FCトゥーン(FC Thun)はスイス・トゥーンのサッカークラブチーム。
ベルン州の小さなクラブだが、2005年にはチャンピオンズリーグにおいてリーグ戦入りを果たした。ホームとなるスタジアムはラッヒェン・シュタディオンで、10350人の観客を収容する。座席は774席。大規模な試合を開催することが困難なため、国際試合ではベルンのスタジアムを使用することもある。
目次 |
[編集] クラブの歴史
1898年にトゥーンで創設された。1955年にはスイス内のカップ戦で準優勝を果たした。しかしながら、その後は目立った成績を残せずに2部、3部にとどまっており、トゥーンの市民もそこまでサッカーに熱狂的なわけではなかった。こうした状況が変わるのは、2002年に1部リーグへの昇格を果たしてからである。さらに、2004年から2005年のシリーズでは躍進してクラブ史上初の1部リーグ準優勝に輝いたことで街のサッカー熱も高まった。準優勝という結果は、単なる偶然ではない。低予算の中でスカウト網を世界各地に広げ、効率的な若手補強を重ねた結果といえよう。
1部リーグ準優勝を果たしたことによって、チャンピオンリーグ予選に参加が認められた。これだけでも人口4万人程度の小さな街であるトゥーンの誇りとなるはずだったが、その予選において、名門のディナモ・キエフ(ウクライナ)を撃破し、さらにマルメFF(スウェーデン)にも勝利してリーグ入りを果たすという望外な快挙を成し遂げた。これによって、この小クラブには、莫大な諸収入がもたらされることになる。
[編集] タイトル
[編集] 国内タイトル
なし
[編集] 国際タイトル
なし
[編集] 過去の成績
- 2004-2005 スイス・スーパーリーグ 2位
[編集] 主な所属選手
2005年にチャンピオンズリーグ入りした段階で、各国の代表選手は2人しかいない。ある意味、低価格高水準な選手の発掘・育成に力を注いだ結果ともいえる。
- アンドレス・ゲルバー(スイス)
- アルマン・ドゥミ(カメルーン)
[編集] 外部リンク
スイスリーグ |
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2006-2007 |
アーラウ | グラスホッパーズ | ザンクト・ガレン | シオン | シャフハウゼン | チューリッヒ | トゥーン | バーゼル | ヤングボーイズ | ルツェルン |