Jリーグ RADIO
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Jリーグ RADIO(じぇいりーぐ らじお)はニッポン放送製作のJリーグラジオ中継の題名。
ニッポン放送では天皇杯全日本サッカー選手権大会、JSLカップ、トヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカ カップといった日本で開かれるサッカーのビッグトーナメントを中継してきた実績を買われ、1992年のJリーグヤマザキナビスコカップ以後、Jリーグ主催公式戦の民放ラジオ独占中継(「Jリーグ スーパースタジアム」)を展開した。(初期の頃は一部在京ラジオ局にも中継権を販売したこともあった)
これを2001年のスポーツ振興くじ(toto)の発売に併せて「Jリーグ totoゴール・スタジアム」としてリニューアルし、更に2005年ごろから現在の題名に改めたもので、原則的には土曜日に開かれるJ1リーグの試合の中から注目される好ゲームを選んでニッポン放送のスタッフが現地に赴いて実況中継を展開するというものである。またニッポン放送ショウアップナイターハイライト(ナイター終了後のクッションプログラム)などでもJリーグの全ての結果を知ることができる。
また、日本代表に絡む主要試合についても(W杯予選、キリンカップ・サッカーなど)ニッポン放送が地上波ラジオ放送独占中継を行っている。
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[編集] O.A時刻
原則的には土曜日14時55分から17時まで。
- 延長Vゴールがあった時は放送時間を最大30分延長していたこともあった。
- 以前にはナイターオフシーズンの土曜日19時からのナイトゲーム中継もあった。
- ごく稀に、祝日に開催されるデーゲームの中継を行うことがある。
- J1優勝争いや残留争いの終盤の14時一括開催の時は13時55分からO.A(その場合、前番組「赤坂泰彦のサタデーリクエストバトル」は55分に短縮される)し、優勝争い、J1残留争いに関わるチームのあるすべての会場にニッポン放送アナを派遣する。
[編集] 中継概要
- 中継はメーン会場が主だが他にデーゲームの試合があるとき、随時他会場と繋ぎリポーター(関東地区は原則的にニッポン放送アナが、名古屋グランパスエイト主催ゲームは東海ラジオアナが、サンフレッチェ広島主催ゲームはRCCアナが担当、またそれ以外にも、ご当地リポーターがリポートすることもある)に試合経過をリポートする。
- そしてメーン会場中継中にリポーターがいる会場でどちらかのチームがゴールを挙げた時、中継中に「ゴール」のジングルが流れる。その後にメーン会場中継担当アナが「どこかのスタジアムでゴールが生まれたようです、どのスタジアムでしょうか?」の後にゴールした会場を呼びかけ、リポーターがゴールシーンのリポートを行う(リポーターがいない会場やリポーターがいる会場でも試合が一方的な展開だった場合など、一部は普通のジングルの後にメーン中継担当アナがゴールした会場の試合経過を伝えることもある、さらに、随時ニッポン放送スタジオからJ1、J2の経過を伝える)。但し、メーン会場でどちらかのチームが得点チャンスの場面だった場合はチャンスが終了してからゴールした会場を呼びかける。
- 余談だが、ご当地リポーターリポート(東海ラジオ、RCCも同様)でアウェーチームがゴールした場合、かなり低いテンションでリポートすることが多い(当然、ホームチームがゴールした場合はハイテンションで熱いリポートをすることが多い)。そのため、会場を呼んだあとのリポーターの第一声が低い場合はアウェーチームが、高い場合はホームチームがゴールしたとメーン中継アナ・解説者はだいたい推測ができる。尚、ニッポン放送アナリポートゲームは中立的にリポートをする。
- 2007年以後、FMラジオ放送(コミュニティーFMラジオ放送含む)との並列実況が出来るように契約内容が見直された。
[編集] 解説者
[編集] 実況アナウンサー
尚、ニッポン放送サッカー中継時は、「実況」とはあまり言わず、「サッカーパーソナリティー」と言うことが多い。
- ※小野、福永の各氏はフジテレビジョン在籍。それ以外はニッポン放送在籍
[編集] 関連番組
※いずれも過去に放送された番組である。