Mouth to Mouse
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Mouth to Mouse | ||
---|---|---|
Syrup 16g の アルバム | ||
リリース | 2004年4月21日 | |
ジャンル | ロック | |
レーベル | トライアド | |
Syrup 16g 年表 | ||
HELL-SEE (2003年) |
Mouth To Mouse (2004年) |
delayedead (2004年) |
Mouth To Mouse(マウス トゥ マウス)は、2004年4月21日にリリースされた、Syrup 16gの累計5枚目、メジャー4作目のアルバムである。
[編集] 概要
これまでの殺伐とした世界観から一転、大半が希望や愛について歌われた曲で占められており、異色作と捉えるファンも少なくない。これは前作の「HELL-SEE」がファン以外からはなかなか理解されにくいアルバムであったため、もっと聴き手側もSyrup=暗いバンドと思われて遠ざけられるのを避けるためとしている。よってアルバム全体を通して聴きやすくSyrupには異例のPOPなアルバムであるとも評価されている。
[編集] 収録曲
- 実弾(Nothing's gonna syrup us now)
- 「明るくなったsyrup」である今作を象徴する出だしの1曲。
- リアル <album Ver.>
- シングルバージョンの殺伐とした空気感は薄れ聴きやすくなっている。
- bloodthirsty butchersの吉村秀樹がフィードバックギターで参加している。
- ライブで過去に数回VOLA & THE ORIENTAL MACHINEのメンバーを交えて演奏された。
- うお座 <album mix>
- パープルムカデ <album mix>
- Syrup初の反戦ソングである。ライブではよくアンコール曲に演奏される。
- My Song
- Mouth to Mouse
- I・N・M
- タイトルは「I Need to be Myself」の略。
- 回送 <album Ver.>
- 変態
- 夢
- 希望
- メリモ
- COPY以来、なりを潜めていた五十嵐の自虐的な歌。本人曰くサビでの一節は完全に自分に向けたものらしい。因みにタイトルの「メリモ」とは「Merry More」の略である。
- ハミングバード
- Your eyes closed
- 五十嵐曰く「渾身の一曲」。今までネガティヴィティを追及してきたSyrupが「愛しかないとか思っちゃうヤバい」とポジティヴにとれる歌詞を書ききることで五十嵐の以前までの毒気が消化されたと評価され今後のSyrupの新たな方向性が垣間見え、今作を主張するトラックだとされている。