SBA (航空機)
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SBAは第二次世界大戦の前にブリュースター社が開発した艦上爆撃機である。試作機は1936年4月に初飛行し当時の水準を越える性能を示したが、ブリュ-スター社に大規模な量産能力が無かったため海軍航空機工廠で生産することになり、名前もSBNと改められた。しかし、海軍航空機工廠での生産は非常に遅れ、量産機が引き渡された頃には機体も性能も時代遅れになってしまった。このため、少数の生産機は訓練に利用されただけで実戦に出ることはなく終わった。
[編集] スペック
- 全長:8.43 m
- 全幅:11.89 m
- 全高:2.64 m
- 全備重量:2,445 kg
- エンジン:ライト R-1820-38 空冷星型9気筒 950hp×1
- 最大速度:486 km/h
- 実用上限高度:9,150 m
- 航続距離:1,633 km
- 武装
- 爆弾 226 kg
- 7.62mm機関銃×1
- 12.7mm機関銃×1
- 乗員 2名