Taito Type X
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Taito TypeX(たいとー たいぷえっくす)は、タイトーが開発し2004年に発表したアーケードゲーム基板である。
最大の特徴はPC(WindowsXP Embbeded)をベースに設計されている点。これによりPCの開発インフラがそのまま使用でき従来の基板より格段に開発費を安くすることができる。また、ビデオボードの差し換えにより個々のゲームに最適のスペックを用意できるのも強みとなっている。
しかし、マザーボードが割高なこと、動作不良の多さなどからオペレーターの評価は芳しくなく、NAOMIが再び盛り返してきた事もあって今ひとつ普及には至っていない。
2006年9月15日にIntel Q965チップセットを採用しCore 2 Duoにも対応したTaito Type X2が発表された[1]。
目次 |
[編集] バリエーション
[編集] 参入サードパーティ
- SNKプレイモア
- タクミコーポレーション
- MOSS
- スコーネック
- アルファ・システム
- 童
- トレジャー
- アークシステムワークス
- カプコン
- アトラス
- アリカ
- クロスノーツ
- サクセス
- ミッチェル
- タイトー
- コナミ
- バンダイ
- バンプレスト
[編集] 主なソフト
[編集] Taito Type X
- 翼神 GIGAWING GENERATIONS(匠コーポレーション/タイトー)2004年
- カオスブレイカー(イオリス/タイトー)2004年
- 対戦ホットギミック ミックスパーティー(クロスノーツ/彩京)2005年
- テトリス ザ・グランドマスター3 -Terror Instinct-(アリカ)2005年
- データカードダスシリーズ(バンダイ)2005年
- 雷電III(MOSS/タイトー)2005年
- HOMURA(スコーネック/タイトー)2005年
- SPICA ADVENTURE(タイトー)2005年
- 兎 -野生の闘牌- ONLINE(童/タイトー)2005年
- 対戦ホットギミック5 みらいへゴー(クロスノーツ/彩京)2006年
- 式神の城III(アルファ・システム(実開発はスコーネック)/タイトー)2006年
[編集] Taito Type X+
- バトルギア4(タイトー)2005年
- ハーフライフ2 サバイバー(Valve Software/タイトー)2006年
[編集] Taito Type X2
- KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION"A"(SNKプレイモア)2007年予定
- サムライスピリッツ閃(SNKプレイモア)未定
- ザ・キング・オブ・ファイターズXII(SNKプレイモア)未定
- バトルファンタジア(アークシステムワークス/タイトー)2007年予定
- アクエリアンエイジ オルタナティブ(ブロッコリー/タイトー)2007年
カテゴリ: アーケードゲーム基板 | タイトー