TONO
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TONO(との、1961年4月13日-)は広島県出身の漫画家。O型。現在大阪府在住。独身主義者。3人兄弟の長女。弟は皮膚科の医者、妹は同じく漫画家のうぐいすみつる、妹と共に同人サークル「うぐいす姉妹」として活動している。
[編集] 来歴
1983年「ぱふ」(雑草社)に掲載された『しましまえぶりでぃ』でデビュー。愛猫“しま”を中心に歴代の飼い猫をテーマにした猫漫画。『しましまえぶりでぃ』は「ぱふ」で連載終了後「ネムキ」(朝日ソノラマ)で連載が復活した。現在も連載中。 代表作に『カルバニア物語』『チキタ★GUGU』など。
エッセイに定評があり、様々な雑誌でエッセイ漫画を執筆。日常の出来事や海外旅行にまつわる話、飼い猫の話などを軽いタッチで描いている。
また、長編作品も作画は荒削りながらシナリオや個性的なキャラクターに関して高い評価を得ており、根強いファンも多い。
高校時代に漫研に所属。主にオリジナルを執筆していたが、妹の影響で『キャプテン翼』にはまり本格的に同人活動をはじめる。 現在も「うぐいす姉妹」として妹と一緒にサークル活動をしている。たまに弟も参加している。
「ぱふ」(雑草社)に掲載された『しましまえぶりでぃ』がデビュー作となるが、本人は同人活動の延長上のつもりだった。 雑誌に掲載された時にデビュー作として扱われたため、なしくずし的に漫画家デビューになってしまった。 その後、弟と妹が漫画賞に投稿し、それぞれ賞を獲得してデビュー。密かに悔しい思いをした。
[編集] 作品リスト
- しましまえぶりでぃ(朝日ソノラマ)
- TONOちゃんのしましまえぶりでぃ(朝日ソノラマ)
- おれたちの葬式本(朝日ソノラマ)
- よからぬ話(朝日ソノラマ)
- けしからぬ話(朝日ソノラマ)
- ナバナバパラダイス犬童医院繁盛記(朝日ソノラマ)
- カルバニア物語(徳間書店)
- チキタ★GUGU(朝日ソノラマ)
- 博士の魚たち/薫さんの帰郷(朝日ソノラマ)
- カレンのファスナー(白泉社)
- ダスクストーリィ(集英社)
- ラビット・ハンティング(新書館)
- 黄色い海岸(朝日ソノラマ)
- 砂の下の夢(秋田書店)