U型エンジン
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U型エンジンとは2つの直列エンジン(2つのクランクシャフト)をギアによって結合したレシプロエンジンである。
このエンジンの方式はV型エンジンよりも重くなるために一般的ではない。このエンジンの利点は直列エンジンと部品を共通化できることにある。
この形式のエンジンはブガッティの16気筒エンジン、Type45に見られるが、2基のみが生産されただけであった。しかしながらブガッティはアメリカのデューセンバーグにライセンスを供与し、40基が製造された。そしてフランスのブガッティは航空機へ利用しようとした。
マトラは、1974年頃シムカ1000ラリーの2つの直列エンジンをチェーンで結合した2.6LのU型8気筒エンジンを載せた最高級のマトラ・シムカ・バゲーラを開発した。しかし石油危機のためにこのクルマは量産されることはなかった。