哆啦A夢百科
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哆啦A夢百科是日本漫画家方倉陽二于1978年到1980年在杂志corocoro上连载的漫画。后来以上下两卷单行本的形式出版。其主要内容是解说漫画哆啦A梦中的设定
[编辑] 概要
本作中は、それまで学年誌などで散発的に解説されたドラえもんに関する諸設定を、コロコロコミック誌上で統括し、方倉氏が執筆したものである。ドラえもん2回目のTVアニメ化の直後には本作品と同じ設定に基づいたアニメ作品が放送されており、当時の公式設定であったと見なされる。 後の公式設定と異なる部分もあるため、方倉設定と呼ぶこともある。実際、このドラえもん百科によって、多くの読者に認知された設定が、『2112年ドラえもん誕生』で覆された設定も多い。(勿論、後述するドラミのタイムマシンの存在など公式設定になっているものもあるが)
ドラえもんは、連載開始当初ドタバタの多いコメディー色の強いものであったため、本作中の設定にも、ドラえもんをダメロボットとしてけなすかのようなものが多い。たとえば、「ドラえもんは過去に派遣しても未来を変えられないドジロボットである」「ドラえもんのヒゲや鈴にはそれぞれ便利な機能があるが故障している。修理するにはネズミを規定数捕まえないといけないため、ネズミの嫌いなドラえもんには直すことができない」といった設定がある。また、それ以外にも、ドラえもんの体が元々黄色かったのに現在では青い理由について、「ネズミに耳をかじられた後の姿を鏡で見たときに、ショックで全身が青ざめてしまったため」という理由であったのが、現在の公式設定では「姿を見た後、3日泣き続けて表面の塗装がはがれてしまったため」となっているなども、本作中の設定と現在の公式設定の違いの例がある。
さらにキャラクターの性格がオリジナルのドラえもんと違い、のび太はドジすぎ、しずかちゃんはやたらと夢を見る少女、ジャイアンは輪をかけて乱暴者で解説好き、さらにネズミは人格を持って話しかけるなどしており、その個性豊かなところがウケて多くのファンを生んだ。
時事ネタも多分に盛り込まれており、「スター・ウォーズ」や「口さけ女」など当時の流行ものがよく出ていた。作者の方倉本人が劇画タッチの風貌で登場したり、「仕事がない」と嘆く方倉の横に首吊りの縄がある、といった、小学生相手にはややブラックな表現があったりするのも特徴である。
また、この「方倉設定」を公式のように扱うドラえもんのクイズ大会(パオパオチャンネルの「ドラえもん博士大賞」)がテレビ朝日(ドラえもんを放送している局)で行われたことがあり、方倉設定を熟知していない参加者から不満の声が出たが、一方で由来からすれば設定の正統性は充分であると主張する立場もある。
現在の公式設定に採用されたものには、ドラミのタイムマシン「チューリップ号」の存在などがある。
単行本は小学館からてんとう虫コミックスとして2冊刊行されている。その際に連載当時から改訂されている部分がある。
連載当時の最終回は「ドラえもん 怪物くん百科」として掲載され、当時公開された「映画ドラえもんのび太の宇宙開拓史」の時期に「怪物くん百科」に切り替わり、作者も交替したがこちらは短命に終わった。