アルフレッド・エイホ
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アルフレッド・V・エイホ(Alfred V. Aho)は、計算機科学者であり、コロンビア大学の計算機科学の教授。1995年から1997年までと、2003年には同大学計算機科学部門の部門長を務めた。コロンビア大学で教授となる以前は、ベル研究所の Computer Sciences Research Center の副所長であった。また、全米科学財団やACMでも役職を務めた。
トロント大学で応用物理学を学び、プリンストン大学で電気工学/計算機科学の博士号を取得した。 エイホの現在の研究分野は量子コンピュータ、プログラミング言語、アルゴリズムなどである。
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[編集] 業績
Peter J. Weingerger およびブライアン・カーニハンと共にプログラミング言語 AWK を作ったことで有名である(AWK の A は Aho の A)。また、『コンパイラ—原理・技法・ツール』(日本語版は二分冊)の著者の1人としても知られている。彼は、UNIXツールのegrepとfgrepのオリジナル版を開発した。また、Jeffrey Ullman やジョン・ホップクロフトらと共同で計算機科学関連で多数の良質な教科書的著書を著している(アルゴリズム、データ構造など)。
[編集] 受賞歴
- フォン・ノイマンメダル(2003年)
- アメリカ芸術科学アカデミーと全米技術アカデミーの会員に選ばれた。
- Great Teacher Award(2003年) - コロンビア大学の同窓会から授与された。
[編集] 関連項目
[編集] 主著
- A. Aho, R. Sethi, J. Ullman, Compilers: Principles, Techniques, and Tools. Bell Laboratories, 1986. ISBN 0-201-10088-6
- 原田憲一 訳、『コンパイラ—原理・技法・ツール<1>』サイエンス社、1990年。ISBN 4781905854
- 原田憲一 訳、『コンパイラ—原理・技法・ツール<2>』サイエンス社、1990年。ISBN 4781905862
- A. Aho, P. Weinberger, B. Kernighan, The AWK Programming Language. Addison-Wesley, 1988. ISBN 0-201-07981-X
- 足立高穂 訳、『プログラミング言語AWK』 新紀元社、2004年。ISBN 4775302493