エルンスト・グレフェンベルグ
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エルンスト・グレフェンベルグ(Ernst Gräfenberg, 1881年9月26日 - 1957年10月28日)は、ドイツの産婦人科医である。女性器の研究で有名である。Gスポットは、彼にちなんで名付けられた。また彼は、グレフェンベルグ・リング(子宮内避妊具)の発明者である。
1930年に、グレフェンフェルグ・リングが発表されたのをうけて、1932年に、産婦人科医(後に政治家)の太田典礼(1900年 - 1985年12月5日)が、太田リングを考案した。
子宮内に異物を挿入することによって避妊できるということは、古くから知られていたが、グレフェンベルグ・リングの発明により子宮内避妊具は世界中に広まった。しかし、日本で認可されたのは、1974年のことであった。