エンブラエル EMB 120
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EMB-120 | ||
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要目一覧 | ||
運航乗員 | 2 | |
乗客 | 30(最大) | |
初飛行日 | 1983年7月27日 | |
初就航日 | 1985年10月 | |
全長 | 20.07m | |
全幅 | 19.78m | |
高さ | 2.28 m | |
翼面積 | 39.43 m² | |
エンジン | Pratt & Whitney Canada PW118A 双発 | |
推進力 | 1,800 hp (1,340 kW) | |
最大離陸重量 | 11,990 kg | |
機体重量 | 7,150kg | |
巡航速度 | 504 km/h | |
航続距離 | 1,800km | |
離陸距離 | 1,550m | |
着陸距離 | 1,390m |
エンブラエル EMB 120とは、ブラジルの航空機メーカーであるエンブラエルが開発した30席クラスのコミューター路線用の双発ターボプロップ旅客機である。またブラジルの首都名にちなんで「EMB-120 ブラジリア」とも呼称されている。このクラスはライバルが多く競争が激しいが比較的多くがアメリカで運用されており、現在も改良が加えられながら生産中である。
主翼は低翼配置・直線翼であり、尾翼はT字尾翼となっている。金属材料の使用が多く、複合材はごく一部にしか使われていない。初期量産型のエンジンはP&W115を使用し1,500軸馬力であったが、改良が加えられ、後期型ではP&W118を使用し1,800軸馬力まで向上している。