オール讀物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オール讀物(オールよみもの)は文藝春秋社の月刊娯楽文芸雑誌である。同社の『文學界』とは対をなす。
1930年7月、臨時増刊「オール讀物號」として出版されたものが、1931年4月から定期の月刊雑誌となり、現在に至っている。
エンターテインメント系の小説が中心だが、随筆・紀行文・対談・漫画など、気楽に読める読み物が多い。小説は時代小説とミステリーが中心で、同じテーマの小説すばる、小説新潮、小説現代などにくらべ、読み切りが多い。
毎年3月号と9月号に、直木賞の批評と受賞作品(ダイジェスト版のことが多い)が掲載される事で有名。読者層は中高年が主体で、掲載内容の傾向もそれに沿っている。 オール讀物新人賞とオール讀物推理小説新人賞を主催している。
[編集] 関連項目
- 小説すばる
- 小説新潮
- 小説現代