カテーテル
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カテーテル(独語: Katheter)とは、医療用に用いられる中空の柔らかい管のことである。胸腔や腹腔などの体腔、消化管や尿管などの管腔部または血管などに挿入し、体液の排出、薬液や造影剤などの注入点滴に用いる。
用途により太さや材質は様々である。血管内で用いられるカテーテルはワイヤーメッシュで補強され、トルク伝達性を高めている。カテーテルを通じて、血管内拡張用のステント・バルーンや閉塞用のコイルを送り込み、治療をする事もある(血管内治療)。
一般に、カテーテル操作の際にはガイドワイヤーが必ず先行し、ガイドワイヤーに導かれてカテーテルが進行する。穿刺用の針からまずワイヤーを通し、血管内や管腔内にカテーテルを挿入する方法をセルジンガー法という。
[編集] カテーテルの種類
- 心臓カテーテル
- 肺動脈カテーテル(スワンガンツカテーテル)
- 血管留置カテーテル
- 尿道カテーテル
[編集] クラス分類と規制
日本国内においては通常高度管理医療機器に分類される。日本国内での流通には製造販売承認が必要である。また、医療機関等への販売、授与には、高度管理医療機器等販売業許可が必要である。