カメノテ
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カメノテ(亀の手、Pollicipes mitella)は石灰質の殻をもつ固着動物である。大きさは3~4センチが普通だが、7センチに達するものもいる。甲殻類、フジツボ目ミョウガガイ科に分類される。雌雄同体。潮間帯岩礁の割れ目に群生し、波によって運ばれてくる餌を蔓脚(まんきゃく)を広げて捕食する。
頭状部は殻板と呼ばれる大小の硬い殻で覆われていて、見た目の形状が亀の手に似ている事から、この名がつけられた。タカノツメと呼ぶ地域もある。
柄の中に有る肉は食用となる。
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delices_site;カメノテ アーカイブ(食べ物のとしてのカメノテについて)
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