ガーフィールド
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ガーフィールド(Garfield)は、アメリカ合衆国で1978年6月19日より連載を開始した新聞漫画。著者は、ジム・デイビス(Jim Davis)。2004年7月現在、日本では英語新聞のTha Japan Timesに連載されている。
[編集] 概要
主人公はオレンジ色の猫、ガーフィールド(Garfield)。飼い主のジョンや親友のオーディー、それに好敵手のナーマルなどと共に繰り広げられるドタバタ劇が売り物である。
連載は現在も続いており、アニメ化・映画化もなされ、グッズも数多く登場している。ガーフィールドは全米の新聞連載だけで2億2000万人の読者をもち、単行本の発行部数は全世界で1億3000万部を超えるという([1]、[2]などを参照)。
多くの言語に訳されてアメリカ以外の新聞にも連載されているが、漫画は日本ではあまり有名ではない。その理由を作者のジム・デイビス本人は「(この漫画は)日本語に訳すのは難しい」と連載25周年を記念して出版された本GARFIELD at 25 @ In Dog Years I'd Be Deadのなかで語っている(@の部分は足跡のマーク)。1980年代前半に日本で邦訳本が発売されたが、あまり支持されなかったせいか現在では残念ながら絶版となっている。また1990年代後半にガーフィールドの邦訳付きのティッシュ箱が発売されたが、こちらもすぐに姿を消してしまった。
アニメは日本では、1990年代にWOWOWで放映され、その当時ガーフィールドの声は玄田哲章、ジョンの声は中尾隆聖だったが、2003年頃からはじまったカートゥーンネットワークでの放映分より、ガーフィールドの声は茶風林、ジョンの声は根本泰彦に交代している。
[編集] 登場人物
- ガーフィールド(声:茶風林/玄田哲章/藤井隆)
- 主人公、オレンジのタビーキャド(Tabby Cat)。イタリアン料理店の片隅で産声を上げ、すぐに大量のラザニアを平らげたという伝説を持っている。食べることと寝ることが一番好きだと豪語し、特にラザニアやクッキーを好むがレーズンとホウレンソウだけは食べられない。大のイタズラ好きもである。猫のくせにネズミを追いかけず、むしろ友好関係を築いている。月曜日が大嫌い。オーディーになめられるのが大嫌い。またクモが嫌いで何かにつけて叩き潰す。
- ジョン・アーバックル(声:根本泰彦/中尾隆聖/内田夕夜)
- ガーフィールドの飼い主。漫画家という設定だが、あまり仕事をしている場面は登場しない。ガーフィールドにはほとほと手を焼いているが、一番の理解者でもある。
- オーディー
- ガーフィールドと一緒の家に住んでいる黄色いビーグル。いつも舌を出しており、こっけいな役回りが多いがガーフィールドの親友でもある。元々はライマンの飼い犬という設定だった。
- ライマン
- ジョンの友人。連載当初はオーディーの飼い主としても登場していたが、そのうちに登場しなくなってしまった。
- アーリーン
- ガーフィールドのガールフレンド。思考回路が異なっているせいか会話がすれ違うことも少なくないが、何だかんだいって彼女はガーフィールドに惚れている。
- ナーマル
- 最初は、他の家の猫として登場した。巨漢のガーフィールドに比べて小さく、可愛い(本人も「世界一可愛い猫」と自覚している)ことから、自分にはないものを持っているナーマルにガーフィールドが嫉妬しているフシも見られる。基本的にライバルだが、決して仲が悪いわけではない。得意芸は毛糸球遊び。これで数々の賞を取っている。ガーフィールドによくアブダビに送られそうになる。
- リズ
- ガーフィールドが連れて行かれる動物病院で働いている獣医さん。ジョンはリズに惚れているのだが、リズのほうはジョンをダメ男と見ているらしく、関係は進展しない。とはいえ、これまでに数回のデートを行っていたりする。最近の連載で、やっと正式にジョンと付き合うようになった。
- お隣さん
- 隣には老夫婦が住んでおり、たまに登場する。ガーフィールドたちが繰り広げるドタバタ劇を冷ややかな目で見ている。
- 郵便屋さん
- ジョンの家に郵便物を届けに来ると、いつもガーフィールドに追い回されている。たまに助っ人を連れてきて逆に撃退することもある。
- ピエロのビンキー
- テレビの人気者で、地元テレビ局では彼の看板番組がある。エンターティナーとしての存在感は抜群で、特にわめき散らし騒ぐことについては誰にも負けない。その奇声で、ガラス張りのビルを破壊したことも。
[編集] 外部リンク
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