キム・キャビロフ
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キム・キャビロフ(Kim Kabirov)は、SFアニメ作品『超時空要塞マクロス』に登場する、架空の人物。主要登場人物の一人。女性。(声:鶴ひろみ)
[編集] 『超時空要塞マクロス』時代
南アジア連邦出身。19歳。統合宇宙軍所属。SDF-1マクロスのブリッジオペレーターの一人で、主に艦内管制や艦内放送を担当。同僚のヴァネッサ・レイアードやシャミー・ミリオムと共に「ブリッジ3人娘」と呼ばれ、勤務外でも行動を共にする事が多い。
ボーイッシュな容姿で、少々気が強く男勝りなところがある。職務はそつなくこなすが良くも悪くもさばけた性格で、仕事とプライベートを割り切るタイプ。子供っぽいシャミーに対してはお姉さんの様に振舞っており、時々的外れな発言や自信過剰な態度をとるシャミーをからかっては、反応を楽しんでいる節があった。
[編集] その後
特別仕事熱心な訳でもなく、早めに結婚相手を見つけて軍を辞めるかと思いきや、ヴァネッサとシャミーに先を越され、人員不足もあり軍に居残ってしまう。思惑に反して主任オペレーターなどキャリアコースを辿り、10年後には巡洋艦の副長(少佐)となる。いずれは艦長とも噂されるが、本人はまだごく普通の結婚生活に憧れている模様である。2045年現在、惑星エデンの将官用マンションで独身生活中(『マクロス7』のドラマCD『ドッキングフェスティバル 歌は銀河を救う』より)。