キール運河
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キール運河とはユトランド半島の根元にある、北海とバルト海を繋ぐ運河。長さ98km。
[編集] 歴史
最初に北海とバルト海を繋いだのはアイダー運河(Eiderkanal)である。アイダー川を拡張し2つの海を結んだもので、1784年に完成した。この運河は幅29m、深さ3mしかなく通れる船が喫水の浅い船のみに制限されてしまっていた。
1887年には新運河の建造が開始され、1895年に完成した。その後、1907年と1914年に運河は拡張された。
ベルサイユ条約で、この運河はドイツの主権下にはおかれるが、すべての国の商船に通行権があたえられた。
[編集] 関連項目
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