ケビン・ロリンズ
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ケビン・ロリンズ(Kevin B. Rollins, 1952年11月15日 - )は、元デル社長兼CEOである。
ブリガムヤング大学で土木工学および人文学の学士号、経営学修士号を取得。大学理事長のリーダーシップ・カウンシルの委員を務めるとともに、自身が創設した同大学の Marriott School National Advisory Council の一員であり、E-コマース推進のためのロリンズ・センターのスポンサーも続けている。
1996年にデルに入社する以前はベイン・アンド・カンパニーに在籍し、ビジネス・経営戦略のスペシャリストとして、主にハイテク業界およびコンシューマー製品分野の企業に対するコンサルティングに従事。ベイン・アンド・カンパニー在籍中にデル社のビジネス戦略の開発に携った。2001年にデル社長兼 COO(最高執行責任者)に、2004年7月には CEO に就任。2007年1月末に辞職した。
ロリンズは、アメリカ合衆国大統領により貿易政策交渉の諮問委員に任命され、また、テクノロジー CEO カウンシル、および米国ビジネス・カウンシルのメンバーになっている。ロリンズはまた、American Enterprise Institute および Juvenile Diabetes Research Foundation にも参画している。