ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト
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ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト | ||
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ローリング・ストーンズ の アルバム | ||
リリース | 1970年9月4日 | |
録音 | 1969年11月27日 - 28日 | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 47分36秒 | |
レーベル | Decca/ABKCO (UK) ABKCO (US) |
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プロデュース | ローリング・ストーンズ グリン・ジョンズ |
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レビュー | ||
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ローリング・ストーンズ 年表 | ||
レット・イット・ブリード (1969年) |
ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト (1970年) |
スティッキー・フィンガーズ (1971年) |
『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト』('Get Yer Ya-Ya's Out!' The Rolling Stones in Concert)は、1970年にリリースされたローリング・ストーンズのアルバム。アメリカでリリースされた『ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!』を除けば、公式に発表された初のライブアルバムである。
1967年4月以来ストーンズは公演旅行を停止していたが、1969年にはツアーの再開を望んでいた。『ベガーズ・バンケット』『レット・イット・ブリード』の二作は高く評価され、聴衆はストーンズのライヴ再開を期待していた。北米ツアーは1969年11月7日のコロラド州フォート・コリンズ公演から開始され、B・B・キング、アイク・アンド・ティナ・ターナーがサポートを務めた。また、ブライアン・ジョーンズに代わって加入したミック・テイラーの参加した初めてのツアーでもあった。
本作にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの11月27日、28日の公演が収録された。両日とも二公演が行われ、この四公演は録音ともに撮影も行われた。『ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!』同様に本作もピアノやギター・ソロで差し替えやオーバーダビングが行われた。アルバムタイトル『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト』はヴードゥー教の呪文から取られた物だとされる。
本作はデッカ/ロンドンからリリースされた最後のオリジナル・アルバムとなり、次作からストーンズは自らのローリング・ストーンズ・レコードへ移籍することとなる。
2002年8月に本作はアブコ・レコードよりリマスターされた上で、SACDとのハイブリッドCDとしてデジパック仕様で再発された。
[編集] 曲目
- ジャンピン・ジャック・フラッシュ - Jumpin' Jack Flash 4:02
- かわいいキャロル - Carol (Chuck Berry) 3:47
- ストレイ・キャット・ブルース - Stray Cat Blues 3:41
- むなしき愛 - Love In Vain (Robert Johnson) 4:57
- ミッドナイト・ランブラー - Midnight Rambler 9:05
- 悪魔を憐れむ歌 - Sympathy For The Devil 6:52
- リヴ・ウィズ・ミー - Live With Me 3:03
- リトル・クイニー - Little Queenie (Chuck Berry) 4:33
- ホンキー・トンク・ウィメン - Honky Tonk Women 3:35
- ストリート・ファイティング・マン - Street Fighting Man 4:03