コア構想
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コア構想(コアこうそう)とは、、PCエンジンを様々な周辺機器の核(コア)として置き、ゲーム以外の事にも対応させようという構想。日本電気ホームエレクトロニクスによって提唱された。その名が表す通りPCのような役目を負わせることを目標とした。
しかし、世界で最初にCD-ROMドライブを採用したCD-ROM²システム以外には特に目立った功績は無く、結局PCエンジンDuoの登場によってコア構想は終焉を迎えた。
CD-ROM²の他にはカラオケセット、アーティストツールと言う、PCエンジン用のペンタブレット、モノクロイメージスキャナ、プリンター等をあわせた高価なお絵描きツール(これだけ揃えても出来ることはお絵描きのみである)や、通信Boosterと言うPC-VANや他のパソコン通信に接続できたり簡易プログラミングができる機器(未発売)などがコア構想の代表。