サイマル出版会
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サイマル出版会(さいまるしゅっぱんかい)は、日本の出版社。
翻訳、通訳業務を行うサイマル・インターナショナルが、1967年に別会社として創業。 親会社の特質を生かした出版事業で、異文化、言語、文化史、国際理解、人間などをテーマに、質の高い出版活動を続けてきたが、出版界の景気低迷で、1998年に社業を断念、廃業した。
主要なロングセラーの多くは、その後、他の出版社から刊行されたものも少なくない。
[編集] 代表的な出版物
- D・ハルバースタム 『ベスト&ブライテスト』、『メディアの権力』
- トマス・ゴードン 『親業』
- A・セント=ジェルジ 『狂ったサル』
- ルドルフ・ヘス 『アウシュヴィッツ収容所』
- R・ホワイティング 『菊とバット』
- フランク・ギブニー 『人は城、人は石垣』
- G・クラーク 『日本人』
- マクルーハン他 『マクルーハン理論』
- G・カーティス 『代議士の誕生』
- ジャン=ポール・サルトル 『アラブとイスラエル』
- ルイス・J・ハレー 『歴史としての冷戦』
- サミュエル・ハンチントン 『変革期社会の政治秩序』