サブリナパンツ
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サブリナパンツとは細身の七部・八部丈パンツのこと。カプリパンツの一種。
オードリー・ヘップバーン主演の映画「麗しのサブリナ」で、オードリーが身に着けていたことからこの名で呼ばれる。
腰から裾までがぴったりと体の線に沿ったふくらはぎ丈のパンツで、細身で活動的なオードリーの魅力を存分に発揮したことから当時の女性たちに爆発的に流行。定番のスタイルとして定着した。映画では黒いパンツだったが、普通は色、柄は問わない。
ふくらはぎまでをぴったりと覆いながら裾から下にいくらか素肌を見せる、さわやかで活動的な印象ながら品のない感じがしないのが特徴。中世のフランス貴族のはく膝下丈の短いズボン(キュロット)を連想させるシルエットが美しい。
基本的には折り返したり、リボンなどで裾をシャーリングせずにシンプルな形のものを呼ぶ。