サラミ法
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サラミ法は、不正行為が発覚しない程度に少量ずつの金銭や物品を窃取する行為のことである。
サラミソーセージを丸ごと1本盗んだ場合にはすぐに発覚するが、たくさんあるサラミソーセージから少しずつスライスして合計1本分を盗んだ場合にはなかなか発覚しないことから名づけられた。
[編集] サラミ法の例
- 銀行預金の利息を着服する
- 預金の利息計算時には必ず1円未満の端数が生じる。この端数は微々たるものであるが、全ての口座から端数を集めれば大金になる。
- このことから、勘定系のシステムを設計・構築する際には、1円未満の端数を常に考慮し、丸め処理を行う際には細心の注意を払う必要がある。
- 他人の口座から毎月1万円程度を不正に引き出す