スタンダード (マジック:ザ・ギャザリング)
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スタンダードは、マジック:ザ・ギャザリングの大会ルール(フォーマット)のひとつである。かつてはタイプ2と呼ばれていた。
最新の基本セットと、もっとも最近発表された2つの独立型エキスパンションブロックに属するエキスパンションのカードを使うことができる。
使用するカードセットが入手しやすいことから、初心者にも向いている形式であり、日本では主流となっている。
[編集] 使用可能なカード
2007年2月20日現在、スタンダードで使用可能なのは、以下のカードセットである。
- 基本セット
- 第9版
- ラブニカブロック
- ラヴニカ:ギルドの都
- ギルドパクト
- ディセンション
- 時のらせんブロック
- 時のらせん
- 次元の混乱
- アイスエイジブロック(注)
- コールドスナップ
(注) アイスエイジブロックは過去に発売されたアイスエイジ・アライアンスを含むが、スタンダードで使用可能なのは2006年7月に発売されたコールドスナップのみである。
スタンダードで使用が禁止されているカード
- なし
[編集] カードセットの変更
スタンダードでは「最近発売されたセット」を使用するため、新しいカードセットの発売と共に使用できるカードが変更になる。
10月頃に大型エキスパンションセット(各独立型エキスパンションブロックの核となるセット)が発売されるため、それに準じ使用できるブロックが変更になる。これを一般にローテーションと呼ぶ。
例えば、2006年10月に『時のらせん』が発売された。このセットがスタンダードで使用できるようになると同時にそれまで使用可能だった『神河ブロック』に属する3つのセットがスタンダードで使用できなくなっている。
禁止カードの変更は、これらセットの変更とは独立して行われる。大抵の場合、ゲームバランスを大幅に崩すカードが指定されることになる。中には、スタンダードで使用可能になってわずか1ヶ月で使用禁止になってしまったカードもある。