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シャングリラ(Shangri-La、香格里拉)とは、イギリスの作家ジェームズ・ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』の中に出てきた理想郷(ユートピア)の名称。小説の設定ではヒマラヤ山脈近辺にあるとされた。桃源郷の伝説と結び付けて語られることもあり、東洋的な雰囲気を持つ、ミステリアスな場所とされている。チベットのシャンバラをモデルとしている。
ここから転じて、一般的に理想郷と同義として扱われている。
2001年、雲南省デチェン蔵族自治州中甸県(ちゅうでんけん)がシャングリラ県(香格里拉県)と名称を変更した。