ジャン・ヴォートラン
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ジャン・ヴォートラン(Jean Vautrin, 1933年 -)はフランスの小説家。
[編集] 人物
本名はジャン・エルマン(Jean Herman)
ムルト=エ=モゼル県のパニ=シュル=モゼル出身。パリ高等映画学院卒業。
高校教師などを経て、本名で映画監督となる。代表作は『さらば友よ』(主演:アラン・ドロン 原作:セバスチアン・ジャプリゾ)。
1973年以降はジャン・ヴォートラン名義で小説を発表する。
[編集] 経歴
- 1979年 "Bloody-Mary"(『鏡の中のブラッディ・マリー』)でミステリー批評家大賞を受賞。
- 1984年 短編集"Patchwork"でドゥ・マゴ賞を受賞。
- 1989年 "Un grand pas vers le Bon Dieu "でゴンクール賞を受賞。
[編集] 作品
- "Billy-Ze-Kick"(1974年)
- 『パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない』
- "Bloody-Mary"(1979年)
- 『鏡の中のブラッディ・マリー』
- "Groom"(1981年)
- 『グルーム』
- "La Dame de Berlin"(1987年)
- 『ベルリン強行突破』
- ダン・フランクとの共著。