スタジオ・アルバム
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スタジオ・アルバムは、録音スタジオで制作されたアルバムのこと。稀に録音機材を持ち込んで一般の建物を使用して録音する場合もある。リミックスなどは含まれない。
コンピレーション・アルバムと対比して使う場合があり、この場合のスタジオ・アルバムとは、スタジオ録音された新曲を中心に構成されたアルバムを指す。例外的に日本ではシングル優先の販促が行われるために既発曲が中心になることがあるが、これも同様にスタジオ・アルバムと呼ばれる。
レコードとしては最も一般的な形態で、現代のポピュラー・ミュージシャンにとって中心となる著作物である。そのためスタジオ・アルバム発表→プロモーション・ツアー(コンサートを含む)というサイクルが通例のルーチンとなっている。
音楽業界全体で見ても、累計で1000万枚以上の売上実績があるヒット・アルバムはそのほとんどがスタジオ・アルバムかコンピレーション・アルバムとなっている。