スレート施工技能士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スレート施工技能士(すれーとせこうぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(社団法人中央職業能力開発協会及び各都道府県の職業能力開発協会)が実施するスレート施工技能士に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、スレート施工技能士資格を持っていないものがスレート施工技能士と称することは禁じられている。
スレート施工技能士は、職業訓練指導員 (スレート科)の実技試験免除資格となっている。
[編集] 級別
1級、2級の別がある。
[編集] 実技作業試験内容(スレート工事作業)
- 1級
- 作業試験:屋根及び壁を仮定した下地に、スレート波板(大波板)、フレキシブル板、けい酸カルシウム板等を加工し、取付けを行う。試験時間=4時間
- ペーパーテスト:鉄骨造平家建工場の平面図、屋根伏図、立面図等により屋根、外壁の一部に必要なスレートの割付け寸法、枚数等の算出について行う。試験時間=1時間30分
- 2級:屋根及び壁を仮定した下地に、スレート波板(大波板)、フレキシブル板、けい酸カルシウム板等を加工し、取付けを行う。試験時間=3時間30分