スーセントマリー
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スー・セント・マリー(英:Sault Ste. Marie、仏:Sault-Sainte-Marie)は、アメリカとカナダの国境を流れるセント・マリー川に面してある2つの都市の名前である。表記上「Sainte」は「Ste.」に短縮されることが多い。
- スー・セント・マリー (オンタリオ州) はカナダの都市(人口7万4,566人)。
- スー・セント・マリー (ミシガン州) はアメリカの都市(人口1万6,542人)。
1668年、ジャック・マルケット(宣教師)がひとつの町として立ち上げたのが始まり。1818年に、イギリス領であったアッパー・ペニンシュラ(Upper Peninsula)をアメリカに移譲したことで、オンタリオ州とミシガン州の2つの州にまたがっていた町は分割されることになった。
スー・セント・マリーは仏語で「セント・マリーの急流」という意味で、スペリオル湖からヒューロン湖をつなぐセント・マリー川の川の流れに由来する。
2つの都市はインターナショナル・ブリッジ(International Bridge)で結ばれており、国道75号線(Interstate 75)によってミシガン州側とオンタリオ州側を行き来できる。五大湖の航路にあたるセント・マリー川にはスー・ロック(Soo Locks)と呼ばれる水門(閘門)があり、大型貨物船などの船が年間1万2,000隻行き来する世界で最も交通量の多い運河である。
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