セッター (バレーボール)
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バレーボールにおけるセッター(英:Setter)とはトスをあげる役目の選手である。
[編集] 概要
セッターはボールの下に素早くもぐりこめる敏捷性が大切である。また、試合全体を見渡すことのできる大局観と冷静さ、リーダーシップなども大事な要素である。このため、バレーボールにおいて司令塔とはセッターのことをさすことが多い。
[編集] ツーセッター
ツーセッターとはバレーボールにおける戦術のひとつで、セッターを2人置くフォーメーションのことである。セッターは対角(ワンセッター同様ライトが多い)のポジションに入り、ローテーションの中で後衛に位置する方の選手が主にトスアップを行う。常に前衛のスパイカーが3枚使えるので攻撃面で大きなメリットがある。完全に機能すれば強力な戦術ではあるが、・セッターの選手は同時にスパイクの練習もしなくてはならない、・癖の異なるトスを両方打つ練習をするのは負担が大きい、等選手育成が難しいので、導入するチームは多くない。国際大会においてはキューバの女子チームが行っている。