チョウスワー
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チョウスワー(?-1299年、在位は1287年-1299年)は、パガン朝の第十二代(最後)の国王。第十一代国王・タヨウピイェーの子。
1287年、父が殺されたために後を継いで即位したが、実際は元による傀儡に過ぎなかったという。1294年、元の皇帝・クビライが死んで元の影響力が薄らいだ後は、タイ系民族のシャン人に政治の実権を牛耳られた。そしてこの間、何をすることもできなかった無力な王・チョウスワーは、1299年にシャン人の頭領によって暗殺され、パガン朝は名実共に完全に滅亡することとなったのである。
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