テクニカルイラストレーション技能士
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テクニカルイラストレーション技能士(てくにかるいらすとれーしょんぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(社団法人中央職業能力開発協会及び各都道府県の職業能力開発協会)が実施するテクニカルイラストレーション技能士に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、テクニカルイラストレーション技能士資格を持っていないものがテクニカルイラストレーション技能士と称することは禁じられている。
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[編集] 区分
テクニカルイラストレーションの中で立体図作成作業、立体図仕上げ作業、テクニカルイラストレーション作業に分かれる。
[編集] 級別
立体図作成作業、立体図仕上げ作業ともに1級、2級の別があるが、テクニカルイラストレーション作業だけ3級のみである。
[編集] 実技作業試験内容
[編集] テクニカルイラストレーション(立体図作成作業)
- 1級:第三角法で描かれた課題図に示す組立図から、等角図(等測図)で立体組立断面図を作成する。試験時間=4時間30分
- 2級:第三角法で描かれた課題図に示す組立図及び部品図から、等角投影図(等測投影図)で立体分解図(拡散分解図)を作成する。試験時間=3時間30分
[編集] テクニカルイラストレーション(立体図仕上げ作業)
- 1級:課題図「等角投影図(等測投影図)によって描かれた立体組立断面図」の上にトレーシングペーパー(A3判)を重ねてインキング(墨入)を行い、陰影法(スマッジング、ラインシェーディング等)により指定された箇所に面仕上げをする。試験時間=4時間
- 2級:課題図「等角投影図(等測投影図)によって描かれた立体分解図」の上にトレーシングペーパー(A2判)を重ねてインキング(墨入)をする。試験時間=3時間
[編集] テクニカルイラストレーション(テクニカルイラストレーション作業)
- 3級:第三角法で描かれた課題図に示す組立図及び部品図から、立体(外観)図を等角投影図(等測投影図)で作成する。試験時間=2時間
[編集] 関連項目
- テクニカルイラストレーション