デルソル2
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デルソル2は、2000年にエレコが開発・販売した、B+CTタイプのパチスロ機である。
当時大人気だったCT機・アステカの後継機として登場し、時代の流れでアステカのゲーム性に4thリールと大量獲得というエッセンスが加えられた。
同色7で揃えると大量獲得のスーパービッグが確定し、平均400枚獲得可能である。また、色違いで揃えるとノーマルビッグが確定し、平均280枚獲得可能である。アステカで好評だったCTルーレットは廃止され、スーパービッグの殆どがCTに突入する。実は純粋なスーパーBIG当選=CT確定であり、大量獲得+CTで平均600枚獲得可能なのである。逆に、純粋なノーマルビッグはCT非突入が確定してしまうのだが、小ビンやデルソルのフラグが同時に成立している時に7を揃えようとすると、揃わない筈の同色7が揃いスーパービッグに変換できてしまうのである。しかし、変換したところでCTには突入しないし、小ビン、デルソルのフラグが元々高確率でないので、変換打法に実用性はあまりない。変換打法に対して逆変換打法も存在し、純粋に同色7が揃えられる状況でありながら色違いが揃いビッグボーナス終了後にCT突入というケースのことを言う。これは、デルソル2のスベリが特殊なため順押しで揃えようとした際に起こる結果であり、確実にスーパービッグが獲れるようにハサミ打ちで揃えるのが望ましい。
アステカの弱点であった通常時の演出が強化され、ボーナス成立までの退屈さが緩和されたものの、大量獲得機故の低確率と純スーパーBIG=CT等数々の要因が仇となり、低設定でも勝てるアステカのイメージから完全に遠ざかり、演出面では成功したものの出玉感としては失敗した感が否めない。
それでもアステカ譲りの重低音サウンドは好評で、出玉うんぬんはさておきアステカを完全に凌駕したその重低音サウンドだけでデルソル2が好きというファンも多い。
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