トゥエンティーセブン
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トゥエンティーセブンは、2004年12月に山佐から発売されたパチスロ(4.7号機)。ビッグボーナスを持たないCタイプ機である。
[編集] 概要
パチスロ史上最多となる27個の有効ラインを持った機種である。これは3リール×3マスの表示部において、全リールに上中下段の停止位置に関係なく絵柄が出現すれば入賞(またはリプレイ)絵柄が揃うということを意味する。
この機種はCタイプであり、1回のレギュラーボーナス(REG)の獲得枚数は112枚程度であるが、ストック機のため、REGが連チャンする。初当たりのREGからの連チャン確率は99%(公称)である。なお、27ラインのため、REGの内部抽選確率は1/10以下となっており、ストック切れの心配はないといってよい。山佐の他の機種にも設置されているビッグバンモード(本機での名称は「ジャックポット」)はこの機種にも搭載されており、中段一直線に7が揃うとジャックポットに突入するが、中段以外で7が揃ってもジャックポットの可能性はある。ジャックポットに突入すると平均27連チャンという驚異的な継続率となるが、REGの連チャンのため、ジャックポットの獲得枚数は平均3000枚程度である。
この機種は液晶を搭載せず、ドットと色が変わるリールランプと音声によって演出を行っている。しかし、この機種が発売された時代の世間のパチスロはタイアップ機が中心になっており、タイアップ機でないばかりか液晶も持たず、高設定の機械割も決して高くないために売れ行きは芳しくなかった。本来、同じCタイプのパチスロ北斗の拳に対する対抗馬として市場に投入されたのだが、販売台数では大きく水を空けられる結果に終わった。
パチンコ店から撤去されたのちに7号転用機としてゲームセンターに投入されたが、こちらでも人気は出ず、既に多数のゲームセンターで撤去されている。
[編集] 外部リンク
- 山佐 トゥエンティーセブン (公式サイト)
- 熱中!!パチスロによる機種説明
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