ドメイン名
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ドメイン名(-めい、Domain name; ドメインネーム)とは、インターネットにおけるネットワークの組織を識別するための、世界的に唯一無二の文字列である。
インターネットのように多数の機器がネットワークに接続されると、重複しないホスト名を設定する事が困難になる。そこでネットワークに接続された組織毎に管理を分け、その組織毎に名称を決められるようになっている("wikipedia.org"など)。その組織に割り当てた名前を(狭義の)ドメイン名と呼ぶ。
実際には、さらに、"ja.wikipedia.org"のようにサブドメインの形で枝番をつけることも多い。
目次 |
[編集] 構成
- トップレベルドメイン
- .com、.net、.orgなどがトップレベルドメインに当たる。また国別コード(日本は .jp)もトップレベルドメインになる。
- セカンドレベルドメイン
- トップレベルドメインのすぐ左に来る。例えば、ja.wikipedia.org というドメイン名の wikipedia がセカンドレベルドメインに当たる。
国別コードが日本を意味するJPドメインについては、.jpを、その他の各トップレベルドメインについては、トップレベルドメイン一覧を参照のこと。
[編集] 国際化ドメイン名
従来、ドメイン名には英数字および'-'(ハイフンマイナス)しか使えなかったが、日本語を始めとする非英語圏の文字もドメイン名に利用するための標準仕様が決まった。これを国際化ドメイン名と呼び、現在はWorld Wide Webの一部のサイトで利用が始められている。今後周辺の仕様の整備に従い、メールアドレス等でも利用されるようになるだろう。
[編集] ドメイン名の取得・維持
組織の担当者がドメイン名を登録し、維持するにはICANN等から認定を受けたドメイン登録業者(レジストラ)と契約を結ぶ。契約は基本的に1年単位であり、有効期限内に更新手続きを行うことで登録を維持する。登録および更新にはそれぞれ登録料、更新料が必要である。
更新期限内に手続きが行われない場合、所定の猶予期限の後にドメイン名の登録は抹消され、第三者が取得可能な状態になる。更新期限が近づくとレジストラから電子メールで通知が届くのであるが、組織の担当者がこれに気づかず更新手続きを怠り、ドメイン名が第三者に取得されてしまう事故も多発している。
特に、広く知られた組織のドメイン名がこのような更新手続きの不備により登録抹消となった場合、営利目的の第三者に占拠されてしまうことが多く、元の所有者のウェブサイトの利用者たちが混乱に陥る場合が多い。
[編集] 第三者によるドメイン名の占有問題
広く知られたドメイン名は、営利目的の個人や企業にとって非常に魅力的である。彼らは、ドメイン名の転売利益、あるいは、ウェブサイトからの広告収入を目当てにそのようなドメイン名を取得する。
ドメイン名がもともと企業の所有であった場合など、元の所有者がドメイン名の再取得に強い関心を持つ場合には、取得したドメイン名を元の所有者に高額で買い取らせることが可能であり、この転売利益を目当てに登録抹消となったドメイン名がいち早く占拠される。
一方、元の所有者が個人や非営利団体である場合など、高額での転売が期待できない場合にも、非常に多くのウェブアクセスがあるドメイン名に広告を置くことで、新たなドメイン名の所有者は多くの広告収入を得ることが期待できる。
このような広告ウェブサイトを設置する場合、営利目的の所有者は一見して広告サイトと見破られないよう、元の所有者のウェブサイトを連想させるキーワードを元に広告を並べてウェブサイトを構築する。
この目的に、キーワードを広告に結びつけるタイプの広告サービスが格好の道具として悪用されており、多くのドメイン名スパムサイトはこのようなサービスへのリンクの羅列で構成されている。
[編集] 関連項目
- トップレベルドメイン - トップレベルドメイン一覧
- ホスト名(FQDN)
- Go Daddy