パサマクォディ
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パサマクォディ族(Passamaquoddy、別名はPeskotomuhkati)とは北米大陸に定住する先住民族。
アメリカ東部メイン州を中心にカナダのニューブランズウィック州の森林及び山林地帯に定住する。アブナキ族を始め、 マリシート族、ミクマク族、ペノブスコット族らの周辺部族とは古い関連のある種族で、ワバナキ同盟(Wabanaki Alliance)の連邦を結成している。
フランスの探検家がパサマクォディ族に出会った時、マリシート族と親密に共有していた部族だった。その後、ヨーロッパ人が天然痘を始めとする病気を持ち込んだ事により、パサマクォディ族の人数は20,000人から4000人に減らした。パサマクォディ族とマリシート族はヨーロッパ人及びイロコイ諸族により圧力を掛けられ、アブナキ族とミクマク族とペノブスコット族らと共にワバナキ同盟を結んだ。