プリテンダー
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プリテンダー | ||
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ジャクソン・ブラウン の アルバム | ||
リリース | 1976年11月 | |
録音 | 1976年 | |
ジャンル | フォークロック | |
時間 | 35分07秒 | |
レーベル | アサイラム・レコード | |
プロデュース | ジョン・ランドー | |
レビュー | ||
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ジャクソン・ブラウン 年表 | ||
レイト・フォー・ザ・スカイ (1974年) |
プリテンダー (1976年) |
孤独なランナー (1977年) |
プリテンダー(The Pretender)は、1976年に発表されたジャクソン・ブラウンの4枚目のアルバム。
アルバム制作段階で妻フィリスが自殺するという悲劇的な出来事があり、そのことがアルバム全体に暗い影を落としている。そうした悲劇を乗り越え、本作では人間の内面を鋭く描き出しており、初期の傑作に挙げられる。
表題曲の「プリテンダー」は、ファンや評論家から最も人気の高い曲である。1960年代から70年代にかけての時代の空気を見事に映し出している。ニール・ヤングやブルース・スプリングスティーンに比べて「弱々しい」と言われることのあるジャクソンだが、それは表面的なサウンドの部分であって、本作ではミュージシャンとしての姿勢や眼差しを的確に表現している。
[編集] 収録曲
- ヒューズ The Fuse
- ユア・ブライト・ベイビー・ブルース Your Bright Baby Blues
- リンダ・パロマ Linda Paloma
- あふれでる涙 Here Come Those Tears Again
- 我が子よ The Only Child
- 愚かなる父の歌 Daddy's Tune
- 暗涙 Sleep's Dark And Silent Gate
- プリテンダー The Pretender