Wikipedia:ページの編集は大胆に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィキペディアにおける記事の履歴を見ればわかりますが、編集内容の多くは誤字や文法を直したり、表現をわかりやすくしたり、内部リンクを貼ったり、ほんの少し何かを付け加えたりというものです。しかし時には、「大胆な編集」も必要です。 ウィキペディアの標準的な文章のレイアウトから逸脱していれば、レイアウトを整えましょう。見出しの付け方がよくなければ、適切な見出しに変えましょう。ある節が冗長な長文になっていれば、適切な見出しの節に分けたり、再編してみましょう。
もちろん、「あなたが書いた項目」も、誰かが大胆に修正していきます。それを個人的な中傷だと思わないでください。ほとんどの利用者はウィキペディアをよりよいものにしようとしているだけなのですから。それに、編集画面の下にある注意書きにもあるように、そもそもウィキペディアに投稿するということは「自分の文章が他人によって自由に編集、配布されることに同意する」ということなのですから・・・
[編集] ただし、配慮を忘れない
新規ユーザーがウィキペディアの世界に大胆に飛び込んでゆくのは悪いことではありません。でも、「編集は大胆に行う」ことは、長かったり、複雑だったり、長い論争が続く主題のものを消去するという意味ではないことに注意してください。南京大虐殺のように現在も議論が進行中のものもありますし、長々と議論をした末にできた項目もあります。そのような項目を深く考えずに大胆に編集すると、他のユーザーの怒りを招きかねません。
論争になりそうな主題を扱った項目を編集する前に、ノートページのコメントに目を通してください。なぜ、現在のような記述になっているのか、その経緯を理解してください。もし、あなたが経験を積んだウィキペディアンなら、自分の考えで編集できるところと、事前にノートで議論しておいた方がよいこととの分別がつくでしょう。
もし、あなたが不慣れなウィキペディアンならば、論争の種となる項目を編集する前に、ノートに、編集したいところを抜き出して、どのように変更するかを提示してください。もちろん、その編集の出典も明示します。ノートに提示したあと、しばらく待ってください。1週間程度、待っても反応がなければ、その編集を実行してください。しかし、質問や反論が出た場合には、その調整を終えた後に本文を編集してください。なかなか調整がつかない場合には、投票にするというのも手段の1つです。(Wikipedia:投票の指針を参照。)
とにかく、合意を形成中の場合は、本文のそれに関する部分の編集を避けるようにしてください。
でも、事前に合意を形成しなければならないような微妙な主題は、ウィキペディア全体からみれば、ほんの一部です。ですから、大胆に編集しましょう。
[編集] 変更が広範囲に影響するものは気をつける
テンプレートやカテゴリのように、変更が広範囲に影響するものも注意して編集することが望まれます。方針やガイドラインに従った適切な形式で作成してください。