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メタ個体群(めたこたいぐん)とは、局所的集団(パッチ)が多数集まり、それぞれの局所的集団は生成と消滅を繰り返しながらも存続している個体群モデルのことである。
パッチはソースとシンクに分けられる。ソースパッチ内では個体の絶滅率よりも出生率が上回り、移入率よりも移出率が上回っている。シンクパッチではそれと逆のことが起こり、個体はソースパッチからシンクパッチへと移動する。
メタ個体群が存続するためにはパッチの生成率が消滅率を上回っていなければならない。