ラウール (西フランク王)
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ラウール(フランス語:Raoul, 生年未詳 - 936年1月16日)は、ブルゴーニュ公(在位:921年 - 923年)、のち西フランク王(在位:923年 - 936年)。初代ブルゴーニュ公リシャールの子。
921年、父リシャールの死去によりラウールは公位を嗣いだ。しかし923年、戦死したロベール1世にかわって諸侯から西フランク王に選出された。ラウールはブルゴーニュ公位を弟のユーグ(黒公)に譲り、西フランク王に即位した。
ラウールはロベール1世の娘エマ(パリ伯ユーグ(大公)の姉)と結婚したが、子供が生まれたという記録は残されていない。彼は936年に死去し、カロリング朝のルイ4世が王位に即いた。
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