ラジオファクシミリ
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ラジオファクシミリとは、無線で送られるFAXのこと。RFAXと表記されることもある。送信に短波帯を用いたものが良く知られている。画像配信の手段が充実するとともに運用の機会はかなり減少している。現在は気象庁による主に船舶向けの、高層天気図等の専門天気図の配信に利用され、また、共同通信社(要契約)も送信している。
短波帯で用いられるラジオファクシミリでは、1500Hzを黒レベル、2300Hzを白レベルとし、黒レベル(アマチュア無線)あるいは白レベル(気象ファクス)を同期に用い、走査線を1分間当り60あるいは120本(原稿用紙を円筒に巻きつけ、光電子増倍管で読み取っていた時代の名残で、通常単位をrpmとする回転数で表記する)送信するSCFM変調方式(FM)の物が多い。A4サイズの原稿を電送する場合、120rpmで12分程度かかる。